逆ウォッチ曲線 (Anti-Watch curve、Counter clock curve)

概要

逆ウォッチ曲線とは、価格と出来高の関係を折れ線グラフにしたものです。
横軸に出来高、縦軸に価格をとりグラフにすると、その関係は時計 (ウォッチ) とは逆方向に回ることから、逆ウォッチ曲線と呼ばれています。

見方

逆ウォッチ曲線
  • 株価が底値圏で横ばい。出来高が増加してきた⇒買い
  • 株価が上昇しながら出来高も増えだした⇒買い
  • 出来高は横ばいだが株価が上昇を続けている⇒買い
  • 株価は上昇を続けているが、出来高が減少してきた⇒買いは見送りで、そろそろ売りを考える
  • 株価が高値圏で横ばい。出来高が減少してきた⇒売り
  • 株価が下落しながら出来高も減りだした⇒売り
  • 出来高は横ばいだが株価が下落を続けている⇒売り
  • 株価は下落を続けているが、出来高が増加してきた⇒売りは見送りで、そろそろ買いを考える

計算方法

終値と出来高をそのまま用いると敏感になり過ぎるので、株価移動平均と出来高移動平均を使うのが一般的です。