アルーン (Aroon)

概要

アールンはトゥーシャー・シャンデ (Tushar Chande) 氏が 1995 年に開発したテクニカル指標です。
サンスクリット語 (古代・中世のインドの公用語) で「夜明けの曙光」を意味し、トレンドの是非、強さ、転換を計る指標です。

見方

アールンアップ・アールンダウンは 0 ~ 100 の間で動き、アールン・オシレターは ±100 の間で動きます。

アルーン

シグナル

アルーンアップ
  • アールンアップが 100% になると上昇トレンドの始まりを示唆し、その後も 70% 以上で安定して推移する場合は、上昇トレンドが形成されたことを意味します
  • アールンダウンが 50% を割ってきた場合は、トレンドの終わりを示唆します
アルーンダウン
  • アールンダウンが 100% になると下降トレンドの始まりを示唆し、その後も 70% 以上で安定して推移する場合は、下降トレンドが形成されたことを意味します
  • アールンアップが 50% を割ってきた場合は、トレンドの終わりを示唆します

アールンアップとアールンダウンが接近した水準で連動して動いている場合は、トレンドが無い状態を意味します。

※アールンアップがアールンダウンを下から上に突き抜けたときを買いシグナル、アールンダウンがアールンアップを下から上に突き抜けたとき売りシグナルとする見方もあるようです。

アルーン・オシレーター

アールン・オシレーターの見方は、0 よりも上に位置するときは上昇トレンドを意味し、0 よりも下に位置するときは下降トレンドを意味します。数値が大きいほどトレンドが強いと判断します。

計算方法

アルーン計算式