一目均衡表は、昭和の初め、一目山人(いちもくさんじん)により完成された相場そのものについての書です。 一目均衡表における相場理論は、三大骨子(波動論、時間論、値幅観測論)に基づいて展開されていますが、「相場は値幅ではなくて時間である」という一目山人の言葉の通り、時間論を軸としています。 つまり、相場の主体はあくまでも時間であり、価格は結果として従う、というのが一目均衡表の出発点です。