RSI (Relative Strength Index、相対力指数)

概要

RSI はJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア (J. Welles Wilder, Jr.) 氏が開発したオシレータで、相場の強弱傾向を計るものです。
RSI は価格のモメンタムを数値化し、終値の変化のみによって決まります。 その名にも関わらず、一般的である相対的な強さの概念 (個別銘柄の価格をSP500株価指数等の広範な市場指数で割った比率を求め、 その比率により個別銘柄のその一般的な市場に対する相対的なパフォーマンスを得る考え方) と何ら共通するところはありません。 RSI は一つの系列 (一つの銘柄、一つの指数) の直近の価格により重みを置いた速度といえます。
製作者自身は自身が作った数多くの指標、投資法の中の一つと考えていて、この指標はそれほど信用していない。

見方

RSI は中間点を 50 とし、100 に近づくほど買われ過ぎ、0に近づくほど売られ過ぎとみなします。

RSI

シグナル

買いシグナル
  • RSI が 25% 以下になったとき
  • 25% 以下で推移していた RSI がその水準を上抜いてきたとき
  • RSI と価格の逆行現象
売りシグナル
  • RSI が 75% 以上になったとき
  • 75% 以上で推移していたRSIがその水準を下抜いてきたとき
  • RSI と価格の逆行現象

計算方法

RSI計算式