和光ボリュームレシオ (Wako Volume Ratio / ワコーボリュームレシオ)

概要

和光ボリュームレシオは、当初は個別銘柄の週足をベースに中長期的なタイミング指標として利用されていました。
その後、日経平均、TOPIX やNYダウなど市場のタイミングを測る指標として幅広く利用されるようになりました。
和光ボリュームレシオの考え方は、「相場波動はエネルギーの発散と蓄積の循環によって描かれる」という理論を根底にしており、価格上昇時の出来高を発散エネルギー、価格下落時の出来高を蓄積エネルギーとして計算しています。

見方

WVR

和光ボリュームレシオでは価格の動きを以下の4つの局面に分けています。

  • 発散エネルギー増大期% から最大値へ向かう期間
  • 発散エネルギー減退期\最大値から 0%へ向かう期間
  • 蓄積エネルギー増大期% から最小値へ向かう期間
  • 蓄積エネルギー減退期\最小値から 0%へ向かう期間

またトレンド転換については、

  • 蓄積エネルギー増大期から減退期に変化した地点が下降トレンドの終わり、または上昇トレンドへの転換とみます。
  • 発散エネルギー増大期から減退期に変化した地点が上昇トレンドの終わり、または下降トレンドへの転換とみます。

シグナル

買いシグナル
  • -50% 以下
売りシグナル
  • +50% 以上

計算方法

WVR計算式